近視・遠視・乱視・斜視(きんし・えんし・らんし・しゃし)

近視とは

近視は、最も多い眼球の屈折異常です。裸眼の遠視力が悪く、目が疲れやすくなります。中程度以上の近視では、眼底変化がおこります。西洋医学では、眼鏡を使って、視力を矯正する以外に適当な治療法がありません。

なかでも、子供の近視の大部分は、眼軸長が過剰伸展を起こし、これに伴って相対的に焦点が前へずれるために起こります。将来的に、黄斑変性症、緑内障、網膜剥離などが起こるリスクが高くなります。早期の治療を行うことで、これらのリスクを減らすことが出来ます。

鍼灸は、仮性近視に有効であるのは勿論、真性の近視にも一定の効果があります。治療効果は治療前の視力と関係があり、治療前の視力が良い場合は治療効果が良く、治療前の視力が悪い場合は治療効果も劣ります。一般に、0.1から0.3がその境界ではあります。視力が低下してからの期間が長いほど、治癒率も低下します。また、患者さんの年齢が若いほど、治癒する可能性は高く、10歳以下の患者さんでは効果が著しくみられます。また、眼鏡をかけている患者さんより、眼鏡をかけていない患者さんの方が、治癒効果がはっきり現れます。

近視の症例

真性近視症例
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