【症例18】若年性脱毛症/完治

若年性脱毛症

患者さんが疑っている病名  
病院で告げられた病名 若年性脱毛症
診断名 若年性脱毛症

概略

若年性脱毛症 20代 女性 大阪市在住

病歴

脱毛症症例 若年性 男性

(1)14歳から18歳頃に、抜け毛が多くなりました。特に、5cm以下の短い毛と産毛の抜け毛が目立っていました。毛髮全体が細くなり、色も茶色っぽくなりました。特に、頭頂部、側頭部に地肌が見えるようになり、人の目が気になるようになってきました。特に、夏場に汗をかくと地肌が見えるため、ストレスを感じるようになりました。

(2)頭頂部の油脂が多く、シャンプー後1時間くらいで毛髪が濡れているように感じるくらい皮脂が大量にでました。

(3)治療としては、17歳から22歳の6年間、皮膚科でホルモン注射をしていました。他にも、塗り薬や内服薬を使用し、それ以外にも市販の養毛剤や薬用シャンプーを試していました。が、効果はありませんでした。

(4)OLをしていますが、仕事にストレスは感じていません。ただ、毛髪の悩みがかなりのストレスになっています。

院長のコメント

(1)女性のAGAでは、典型的なタイプの状態で来院されました。まず、2時間のカウンセリングを行い、不安や心配していることを伺いました。皮膚科から出ているお薬を詳しく調べ、作用、副作用合わせて、なぜ薬が効かないかなどの説明を行いました。

(2)脱毛の真の原因は頭皮ではなく、身体の中から治すしかないことを理解して頂きました。ご本人の意思で、今、使用している薬を全て中止し、薬用シャンプーから普通に市販されている安いものに変えて頂きました。

(3)実際の治療では、陳氏針法の頭皮針と体針で細胞の活性化、頭皮環境の改善と全身のホルモン、自律神経、血行の調整を行いました。食事生活の指導も行い、週2回約2週間で抜け毛が1日35本にまで減りました。2ヶ月程度かけて毛髮全体が太くなり、つやのある黒い毛が増え、8ヶ月後には人の目が気にならず、普通に外出できるようになりました。

カテゴリー: AGA(男性型脱毛症)、若年性脱毛症   パーマリンク

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